男が妻との会話で絶対話した方が良いこと
夫が仕事の話を妻にしたがらない理由とは?
夫婦での会話の内容は家庭によってさまざまだが、最近仕事について話さない夫婦が増えているようです。
ある調査で25~34歳の既婚女性200人(うち専業主婦100人、共働きの妻100人)に尋ねたところ、夫の仕事について「どちらかといえば聞かない・会話しない」と答えたのが71.5%。残りの28.5%は「ほとんど聞かない・会話しない」となり、「よく聞く・会話する」「どちらかといえば聞く・会話する」という回答はなんとゼロ。
妻が夫に仕事の話を聞かない理由の1位は「夫が仕事について何も話してこないから」(51.5%)ということで、多くの夫は妻に仕事の話をしたがらないようだ。
理由は色々あると思うが、もしかしたら「家庭の中に仕事を持ち込みたくない」という気持ちがあるのかもしれない。確かに家にいるときくらい「仕事を忘れたい」と思う人が多いのだろう。
夫婦の会話の内容はそれぞれの家庭の自由ではあるが、私は男は絶対「仕事の話」を妻とした方が良いと思っている。
妻に仕事を理解してもらうことのメリット
私は今年で5年目になる妻と2人の娘がいるが、家ではかなり仕事の話をする。それはやはり仕事をしていく上で大きなメリットがあるからだ。
私は会社員ではなく、フリーランスの立場で働いているので正直、家で仕事をすることがよくあるし、急に休日に仕事が入って家族と一緒に過ごせないことも時々ある。
やはり妻にとっては、当然不満を持つことも多いと思うが、夫の仕事が世の中やクライアントにとってどれだけ”価値”があることかを理解してくれていれば、必ず協力してくれる。
もしかしたら「自分の仕事なんてそこまで価値なんてない」と思っている男性がいたら、ぜひ自分の仕事の価値をよく考えてみてほしい。どんな仕事でも必ず誰かの役に立ち、社会への貢献につながっている。
そしてそれらを妻だけでなく、子供にも伝えてほしい。私は若者のキャリア教育に携わっているが、子供にとって人生最初のキャリア教育は家庭で「パパのお仕事」について聞く事から始まると思っている。
一応うちの長女(4歳)も私の仕事を「お兄さんお姉さんに何かを教える仕事」と理解してくれているようだ。今はそれでいいと思っている。
少し勇気を持って夫婦で仕事について話せば仕事への理解が深まる。家族の理解を得て仕事をした方が必ずパフォーマンスが上がるし、良い成果を出せる。そうしたら自分の仕事にも誇りが持てて、家庭でもっと仕事について話すのが楽しくなるだろう。