内田篤人選手の結婚が"完璧"と言われる3つの理由
プロスポーツ選手としてお手本のような結婚
サッカー日本代表の内田篤人選手が5月25日に一般女性と結婚したことをメディアに発表した。
内田選手といえば甘いマスクで多くの女性ファンから熱烈な人気があるため内田選手の結婚にはさまざまな声が飛び交っているが、私は今回の内田選手の結婚は「プロスポーツ選手としての結婚」としては”完璧なお手本”になり得ると思う。
1つ目の理由としては「タイミング」だ。
プロスポーツ選手の奥さんは食事の栄養管理から精神面でのサポートなど、フィジカルトレーナー並みの知識や努力が必要となる。しかも内田選手のように海外で活躍する選手の妻となれば、慣れない異国の地での生活もありその大変さは国内とはやはり比べ物にならないだろう。そのため選手にとっては奥さんへのフォローも重要だ。
もしも結婚のタイミングが内田選手がドイツに移籍して間もない時期であれば、慣れない環境の中で奥さんをフォローする余裕もないが、ドイツで数年プレーして生活も安定している現在であれば、奥さんも難なくドイツでの生活に馴染むことができ、2人にとっては新婚生活を楽しむこともできるだろう。
2つ目の理由としては「相手選び」だ。
内田選手ほどの人気選手となれば、当然ながら多くの「結婚相手候補」がいたはずだ。その中には容姿の美しいモデルやタレントなど入っていたはずだ。しかし内田選手が最後に結婚相手として選んだのは「地元静岡の同級生」だ。
プロスポーツ選手は選手生命が長くはない。特にサッカーは30代を越えれば引退の可能性も高くなる。当然夫婦生活は「プロスポーツ選手ではない時間」の方が圧倒的に長いのだが、プロの時代に出会った人の中には「プロサッカー選手としての内田篤人」が好きな人も多かったはずだ。
しかし今の奥さんは小学校時代から内田選手のことを知っている。要はプロサッカー選手としての自分ではなく「人間:内田篤人」をよく知り好きでいてくれる人を選んだのだ。当然プロ引退後に急に関係が冷めることはないだろう。
そして3つ目の理由は「結婚の仕方」だ。
時にタレントやプロスポーツ選手の中には話題作りのため、結婚相手を意図的に露出することもあるが、内田選手はまったく奥さんの情報を公開しなかった。そして入籍も地元静岡の市役所で”静かに”済ませたとのこと。
まさに自分たちの結婚を世の中的な「商品」にはせず、自分達のペースで自分達らしく行っている様子がよくわかる。プロスポーツ選手に限らず結婚をあえて「特別なことにし過ぎない」ことも、結婚生活をうまくやっていく秘訣だと思う。
常に勝負の世界でプレッシャーに耐えながら、いつどうなるかわからない選手生命をかけて戦っているプロスポーツ選手だからこそ「いつ」「どんな相手と」「どのように」結婚するかはしっかりと考える必要があるだろう。